りけんのけん (仮)

ゴールデン・サークル【思考を助けるフレームワーク】

2017/05/10

<ゴールデン・サークル>は、世界を変える役に立つだけではない。これを応用すれば、人にやる気を起こさせる能力も身につく。リーダーシップ、企業文化、雇用、製品開発、営業、マーケティングを飛躍的に改善することもできる。忠誠心の本質もわかるようになるし、ひとつのアイディアを社会運動へと変える推進力の起こし方もわかるようになる。

「WHYから始めよ」の著者、サイモン・シネックが提唱しているゴールデン・サークルと概念と出会ったのは、確か2015年の中ごろでした。ぼくが囲碁で起業をしたときだったと思います。


新しくビジネスを立ち上げるとき、そこにはとてつもなく大きな強い理念や夢、コンセプトが必要です。社会を変えるような、人を幸せにするようなそんな未来を描けるビジョンを伝えていかなければいけません。

そのとき、このゴールデン・サークルがとても役に経ちました。

なぜAppleはあれほどまでに成功をしたのか? なぜiPodやiPhoneは、多くの人に感動と驚きを与えたのか? その答えが、ゴールデン・サークルという、とてもシンプルな図で表現されているのです。

何を考えるにも、まずはこの図を思い浮かべています。

ここで改めてWHAT、HOW、WHYそれぞれの意味を整理しておきます。

WHAT: 企業や組織は、自分のWHAT(していること)がわかっている。大企業であろうが中小企業であろうが、どんな産業であろうが、だれもがわかっている。自社が扱っている製品やサービスのことならだれだってすらすらと説明できるし、会社や組織の中で自分がどんな職務についているかも簡潔に説明できるはずだ。このようにWHATは、明確に説明することができる。

HOW: 自分がしていることのHOW(手法)を知っている人や企業も、なかにはある。「価値観に差異を持たせる」、「独自の工程」、「ユニークな販売計画」など、よそとは違う方法、よりよい方法をとるのだ。これをHOWと呼ぶ。HOWはたいてい、WHATほど明確ではない。ひとつの決断をくだすうえで、よそと差異化をはかり、人にやる気を起こさせるのはHOWのはずだと考える人は多いだろう。だが、HOWさえわかっていればそれでいいと考えるのは間違っている。ひとつ、見逃している点があるのだ。

WHY: 自分がいましていることを、しているWHY(理由)。これを明言できる人や企業は少ない。ここで留意してほしいのは、このWHYには「お金を稼ぐため」という理由は含まれない。それは結果にすぎない。私がWHYと問うとき、それは、あなたの目的はなんですか、大義や理念はなんですかと尋ねているのだ。なぜ、あなたの会社は存在しているのか?なぜあなたは毎朝、ベットから這いだし、出勤しているのか?

この3つの中で、サービスの作り手も受け手も、ほとんどがWHATないしHOWにしか注目せず、肝心なWHYに目を向けることができていません。

とくに日本では物質的な欲求は満たされてきており、何を作るにしてもなおさら「WHY」を意識していかないと、誰にも注目されず、インパクトも与えられずに終わってしまいます。

この「WHY→HOW→WHAT」で考えるというフレームワークは、シンプルかつ強力なので、何かについて考えるときは秒で頭に描きたい図なんですよね。

これからブログでぼくが好きなフレームワークを紹介していきますが、一番最初にゴールデン・サークルを挙げたのは、このフレームワークか全ての始まりとなるからなんです。

ぼくが起業したときも、つねにこれを意識していました。無駄に新しい事業を立ち上げても必ず失敗します。

もちろん、WHATから始めることも、時には大事です。アイデアがあったら、とりえあえず動いてみましょう。そして、それがうまく継続していったら、WHATからWHYに思考を昇華させていきましょう。

編集後記

めっちゃ良書なので、今度英語verも読んでみようかな。内容がわかっているので、英語でも読める気がする。